本校23期卒 長野県池田陽子さんにダブルの栄誉賞

 長野県JAあづみで活躍する池田(旧姓丸山)陽子さんは、このほど農協運動に功績のあった人に
贈られる『農協人文化賞:本年6月24日』と『若月賞:本年7月30日』を相次いで受賞されました。
池田さんは昭和43年に鯉淵学園を卒業以来JA活動に献身してこられました。地元の
安曇野にあるJAあづみで生活指導員、農村福祉運動に活躍し、当時は全国JAでは極めて数少ない
福祉課長の要職を務めました。地域の資源と人材を活用した『JAあづみ生き活き塾』の設立から、
著名な経済学者からも注目されている医療関係者・市民・農業者をむすびつけた菜の花プロジェクト
の運営など、新しい時代の要請に応えたJ A活動の実践者として高く評価されたものです。

 農協人文化賞は1977 年に創設され、農業協同組合の発展に寄与された人に贈られる賞です。
当学園では第2代学園長鞍田純先生の他1名の既受賞者がおられる名誉な賞です。
若月賞は1992年長野県厚生連佐久総合病院若月名誉院長の長年にわたる業績を記念した賞です。
全国の医療分野で「草の根」的に活動している方を顕彰する賞です。池田さんが本校卒業では
初受賞者となります。食と農を結ぶ学園として大変喜ばしい賞です。 

                                                   平成22年8月4日